出入国カード 廃止

世界各国が、出入国カード・税関申告書を廃止している。

2007年12月に、フランスが入国カードを撤廃した。

マレーシアの出入国カードも2008年1月から廃止だ。

 

 

中国も2007年10月に動いた。

それまで別の用紙だった出国カードと入国カードを1枚の出入国カードとして簡素化した。

中国税関申告書もそれまで全員提出だったものを

「申告する物がある人だけ提出」と変え、要は大幅に簡素化した。

2008年には南アフリカも、それまで全員提出必須だった税関申告書を

「申告する物がある人だけ提出」と簡素化した。


同様にロシアも、全員提出必要だった税関申告書を

「申告する物がある人だけ提出」と簡素化したのが2008年。

アメリカもESTA電子渡航認証システムという新たな仕組みを

2009年1月に導入することで、入国カードを廃止するかもしれない。

これはまだどう動いてゆくか分からないが。


一方で反対の動きをしている国もある。

日本は2008年2月からそれまで不要だった税関申告書の全員提出を義務付けた。


この出入国カード・税関申告書の廃止、という世界的な動きは従来の紙による

管理からデジタルデータでの管理ということを意味していると見て良いだろう。

パスポート番号や生年月日など、渡航者本人を特定する重要個人データは

紙に手書きさせることよりも、パスポートリーダーという専門の機械で情報を

読み取らせることで、早く確実にデータ管理することができる。


先進国ではこうしたデジタル管理が進むが、一方の例えば南アフリカでの

税関申告書提出の簡素化は事情がだいぶ違う。

怪しい話ではあるが、税関申告書に記入していた住所への強盗が多発していた。

これはどうやら住所記入のある提出済み税関申告書が闇ルートで売買されており、

「ここに行けば外国人=金持ちがいる」として犯罪者に利用されたとか。

それを受けて不必要なデータ流出を防止しようと、最初は住所欄抜きの

税関申告書が検討されたが、一気に提出自体を廃止する動きへつながったらしい。

 

 

原因はともあれ、出入国カード・税関申告書の廃止の世界的な波は変わらない。

チケットも2008年6月から全世界でEチケット(電子チケット)完全化になった。

海外旅行に紙をもってゆく時代はもう終焉を迎えつつあり、電子データ管理がすすんでゆく。

それは良いこと?悪いこと?

慣れてしまえばきっと良いこと。

変わってゆく時代に対応してゆくのが人間の必須能力なのだから。


さぁ、次はどの国が出入国カード・税関申告書を廃止する??

 

 




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